トレード日記 5月5日(水)AUD/JPY

まずはザックリ、RSIの「買い優勢」か「売り優勢」かを見る

日足チャート


少し見づらいので画像を拡大してみて下さい。画像をクリックすれば拡大できます。

豪ドル円の日足です。RSIの設定は私独自の設定で20に設定してあります。

移動平均線は単純移動平均線を使用しており、設定は以下の通りです。

  • 超短期:白:5SMA  
  • 短期:赤:20SMA               
  • 中期:黄色:75SMA  
  • 長期:緑:200SMA  

相場環境分析は画像に記載してある通りです。超短期が下克上の上昇を見せるのか、セオリー通り上位足の流れが勝つのか...という局面でのRSIがちょうど50%を指し示しています。まずここから仮定される今後の動きとしては、

日足から読み取れること

【下位足で上昇の動き→日足RSI上昇】

超短期SMAレベルの上昇継続、下手をすれば短期SMAが中期SMAとゴールデンクロスする流れに繋がるかも...

【下位足で下降の動き→日足RSI下降】

中期SMAに収束した短期SMAがグランビルの法則により下降、日足短期レベルの下降トレンド再開か?!

ということが言えます。

4時間足に移り、同じく「買い」「売り」どちらが優勢か確認、上昇シナリオと下降シナリオを検討する

4時間足チャート

続いては4時間足チャートです。現時点では完全に売りが優勢です。

4時間足から読み取れること

【現時点では売り優勢か?!】

  • RSIが50%以下で推移している
  • 短期SMA中期SMAがデッドクロス
  • 超短期SMAがトレンド転換みなし状態で短期SMA中期SMAに収束、更に下げが若干進んでいる→現時点が正に戻り目の可能性あり

【懸念材料】

  • 中期SMAが水平気味ではあるがまだ若干上向きか?!
  • 短期SMAのダウで考えれば押し目となってもおかしくない局面→上昇の可能性も十分

更に下位足での分析が必要

上昇シナリオ
下降シナリオ

更に1時間足で細かく分岐点材料を洗い出す

1時間足チャート

1時間足も売りが優勢です。このチャートでは過去に築いたWトップのネックライン付近で停滞しているところです。

万が一、ここで再度上昇してしまえば、下手をすれば短期SMAレベルがWボトムを築いてしまうことになります。そうなってしまったらタチが悪い。

短期SMAレベルで直近安値割ったよねぇ?!中期長期SMAへ収束後に下げ始めてるよねぇ?!とにかく下げだよねぇ?!

しかし、素直にすんなり下げれば、後はWボトムを築いた直近安値での勝負になり、そこさえ抜けられれば、しばらくは下げが続くだろう。かなり売りにバイアスがかかっている状態です。

上昇シナリオ

下降シナリオ

結果、どうなったのか?

さて、いよいよ最後5分足でどうなって行ったのか見てみましょう。

5分足チャート

長期SMAを割る前に中期SMAがWトップを築いていたことと、各種SMAが収束していたポイントでの反転であること、大きな流れから見ても、下げが優勢だったこと、これらは既に3つの上位足で確認済みでしたそこでのさきに挙げたWトップネックライン割れに逆指値を置いてエントリーという形になっています。

一瞬勢いよく下げたにも関わらずヒゲになってしまい、「出た出た出た...(汗)」と思ったのですが、超短期SMAが軽くWトップを築いて、再度下げたので少し安心した...その矢先(汗)

短期SMAが切上げてしまったんですねぇ。正直ここが自分の中でいつまでたっても固まっていない部分でして。

  • 超短期ダウで決済…失敗も少ないが、利益の最大化の可能性が下がる。
  • 短期ダウで決済…上記のように短期レベルでヘッドアンドショルダーなどを築いた時に「超短期でやらなくてよかったぁ」と思う反面、一気に安値を切上げることなく、前回高値を更新してしまうこともあり、その場合は精神的ダメージが大きい。
  • 中期ダウで決済…短期ダウで考えられる現象がより顕著に起こる。
  • 目標値で決済…うまくハマれば最高の形で決済できるが、なぜか自分がこれをやると、その目標値を越えて更に伸びる

で、やっぱり、何かを変えなくちゃいけないと思って、再度見直したのがRSIだったんですねぇ。

1時間足チャート

上図は1時間足チャートですが、RSIの1つ目の○はまだ50%より下のエリア、つまり、売り優勢を指し示していました。ただこのまま、1時間足RSIが50%付近の状態で5分足がエントリー直後に付けたWトップの高値を越えてしまったら、一旦諦めようと思いました。

長期SMAも上抜けることになるし、そうなれば1時間足RSIも50%上エリアに移行してしまう可能性があるからです。

ただ4時間足RSIは依然として50%下エリアにあったので、気持ち的には「ここは我慢」という気持ちでは臨んでいました。

その後、ありがたいことに、切上げた5分足短期SMAはヘッドアンドショルダーを築き再度下落再開。ネックラインも割ったので、ある程度は安心しました。

最後は決済です。もう一度5分足チャートを見てみましょう。決済は5分足超短期SMA短期SMAともに前回高値を更新されてしまっています。正直最初は1時間足中期SMA長期SMAで収束からの下落だったので大きい下降トレンドになるかもしれないからもう少し余裕を持った方がいいか?!とも思ったんです。

なので、1時間足チャートに記した通り、赤いラインまで決済ラインに余裕を持たせようと思ったのですが...

4時間足チャート

4時間足を見たら結構ヤバいと思ったんですねぇ。まずは自分でこの辺はヤバいだろうなぁというライン、いわゆる、目標値に到達していることですね。(※水平ラインの引き方にについては「FXの水平ラインの引き方を学ぼう②」をご覧下さい。)

次に、長期SMAがガッツリ上を向いていて、そこにも到達しているということ。更には先ほども言ったように、最近頼り始めたRSIがダイバージェンス気味になっていること。

以上の根拠が見つかりながらでの、「ほぼ1時間上昇しっ放し」に完全に嫌な予感しかしなかったので決済することにしました。

結論、私にしては、まあまあいいところで決済できたなぁという印象です。

まとめ

今回のトレードからRSIでトレードの精度を上げることに注目することにしましたが、めでたく上手くトレードすることができました。みなさんも、もし伸び悩んでいる、何かが足りないと思ったら、今まで使っていなかったオシレーターを検討してみるのも1つの手かもしれませんよ!

  • 1時間足以上のRSIはトレードの精度を上げるのに、自分が思っている以上に使えそう。特に目標値決済の心が固まらない時に背中を押してくれる。自分の引いたラインが信用できない、グランビルの法則が利くかどうか分からない、そんな迷いが生じた時に更にRSIの買われ過ぎ・売られ過ぎ・ダイバージェンスなどが加われば、今まで踏ん切りが付かなかった場面も決済できていくかもしれない。
  • 決済の根拠は今回3つ見つかった。常にこれぐらいの根拠の厚さを持ってトレードができるようにしたい。

しばらく、このRSI、水平ライン、ダウ、グランビルの組み合わせでトレードしていってみたいと思います。

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