RSIの基本的な使い方やシグナルについて学ぼう:おまけのコーナー

ここからは一般的な紹介の仕方とは違う、私なりの考えのコーナーです!!

決して安易にマネしないで下さい!!

まぁ、プロトレーダーでもない私の考え方を真似る物好きな方もいないとは思いますが、万が一ということもありますので...

っと、前置きはこれくらいにしておいて、ちょいと聞いてやっておくんなまし。

RSI50%の使い方

押し目・戻り目のシグナル

私が最近感じるのは、

RSIの50%はトレンドの押し目・戻り目のラインとして機能するのではないか?!

ということです。

白丸部分を見て下さい。若干オーバーシュートはあるものの、

RSI50%付近が、超短期SMA(白)の波の戻り目と呼応している

と、思いませんか?(ちなみに、赤丸の部分は普通に一般的に紹介されているRSIの「買われ過ぎ」部分での反転ですね。)

もちろん、100%ではないことは言わずもがなですよ!!でも、だいぶいい線いってると思うんですよねぇ...

押し目・戻り目として機能しなかった場合はブレイクアウトのシグナル

もちろん、50%をまたいで推移する局面もあります。その時の定義はこうなります。

50%で押し目・戻り目として機能するであろうと思ったタイミングで、機能することなくレートが節目(レジサポラインなど)を越えようとした場合はブレイクアウトの可能性が高い

これももちろん100%ではありません!!

①番目のブロック

チャートはドル円の1時間足です。

①から見ていきます。枠内中央より左寄りの報は50%のラインで戻り目を築いているところでした。しかし中央ぐらいを境に、そのラインをブレイク。そのタイミングでRSIも50%の下エリアから上のエリアへと移行しました。

RSI50%が示唆したラインが戻り目として機能しなかったので、その後のブレイクアウトが成功しています。

この時点で、50%ラインは押し目ターゲットに変わります。1回戻ってきて再度上昇を試みましたが、残念ながら失敗でWトップを築いてしまいました。枠内1番右端ぐらいでラインをブレイクし、下落が始まっています。

そのタイミングでRSI50%の下エリアに再度移行していますよね。

ここもRSI50%が示唆したラインが押し目として機能しなかったので、ブレイクアウトが成功しています。

①のケースは、1つの枠内に買いサインと売りサインが混在していますが、この場合は中期SMAガッツリ下げているので、前出の買いの方のブレイクアウトは伸びることなく失敗に終わっています。つまりここでは中期SMAに逆らわずに50%下エリアだけを狙ったトレードが勝ちやすいということになります。つまり買いサインは捨てるということですね。もちろんリスク覚悟で行くのもよしですが、細かい損切りはおそらく必須でしょう。

②番目のブロック

次に②ですが、ここはシンプルに50%ラインでレジスタンスラインに跳ね返されたと思ったところをブレイク。そのタイミングでの50%上エリアへの移行が成立の局面です。

若干超短期SMAがWボトム気味でWの右足部分が少し切り上がっている、中期SMAの上抜けタイミングも近かったのも好条件だったのでしょう。ここで一旦超短期SMAレベルのトレンドの転換が確定しています。しかし短期SMAレベルのダウは依然下げダウが成立している状態なのでまだまだ油断はできないでしょう。

③番目のブロック

次に③です。早々にRSIが70%に到達してしまっていますが、70%のタイミングで付けた高値をブレイクする度に上昇しています。70%に到達すると手仕舞いが入るんじゃないか?!と迷ってしまう部分です。

上の画像は、同じ部分の4時間足です。ちょうどブレイクしたタイミングで50%上エリアへ移行しています。1時間足ではあまり上限に余裕がない状態でも、4時間足で余裕がある場合はそのままトレンドが継続する可能性があるようです。

下位足でRSIが張り付いた時に、上位足でこのようにRSIがまだ余裕がある場合はまだトレンドが継続する可能性があるようです。

④番目のブロック

最後④の部分ですが、ここは普通にRSI50%で戻り目を築いているだけなんですが...

ちょうど裏ダイバージェンスが発生していたので、ついでに説明しておこうと思って④と番号を振りました。

裏ダイバージェンス

まずダイバージェンスについてのおさらいですが、ダイバージェンスとは、

レートの方向とインジケーターの方向の不一致

でした。ダイバージェンスはトレンドの転換が近い可能性を示唆するシグナルでした。(あくまで「かもしれない」の域を越えないことは改めて注意して下さい!!)

レートの方向とインジケーターの方向の不一致という点は同じなのですが、違う点が1つあります。それは、

裏ダイバージェンスはトレンドが継続する可能性を示唆するシグナル

であるということです。

再度④の部分に注目して下さい。

レートは高値を切上げていないにも関わらず、RSIは前回高値で指し示したRSIよりも後出の高値で指し示したRSIの方が切り上がって高くなっていますよね。これが裏ダイバージェンスというものでトレンドの継続を示唆するシグナルとなります。

裏ダイバージェンスはダイバージェンスの時と逆側の高値、あるいは安値におけるRSIの状況を確認します。

裏ダイバージェンス

上昇トレンド…安値とRSIの不一致

前出の安値のRSIよりも、後出の安値のRSIの方が下落、つまり「売られ過ぎる」ことにより、上昇トレンドが継続しやすくなる。

下降トレンド…高値とRSIの不一致

前出の高値のRSIよりも、後出の高値のRSIの方が上昇、つまり「買われ過ぎる」ことにより、下降トレンドが継続しやすくなる。

裏ダイバージェンスもダイバージェンス同様、継続する

かもしれない

というだけで確定ではないので過信しないように気を付けて下さいね!

まとめ

いかがでしたでしょうか?もし「なるほど!!」と思って頂けたら、デモトレードで試してみて下さい。

私流RSIシグナル
  • RSIが50%より上のエリアにある場合、RSI50%が指し示す水平ラインが押し目ライン
  • RSIが50%より下のエリアにある場合、RSI50%が指し示す水平ラインが戻り目ライン
  • RSI50%が指し示す水平ラインが押し目ラインとして機能しない場合は、その後のブレイクアウトは成功する可能性が高い。その時はRSIが50%の上エリアから下エリアへと移行する。
  • RSI50%が指し示す水平ラインが戻り目ラインとして機能しない場合は、その後のブレイクアウトは成功する可能性が高い。その時はRSIが50%の下エリアから下エリアへと移行する。
  • 裏ダイバージェンスはトレンド継続の可能性を示唆するシグナルである。(裏ダイバージェンスは私流ではなく、一般的なシグナルです。)

色々インジケーターは使ってみましたが、結局使いこなせず終わっていました。

が、恥ずかしながら「RSIの20~30%・70~80%で逆張り」ということだけを覚えてしまっていたがために、使えないと決め付け、使いこなせないと思い込んでいました。

まだ完全に使いこなせてはいませんが、相場を捉える武器として初めて「インジケーターって俺でも使えるんだ」って思えました。

ひょっとしたら、他のインジケーターも勉強し直したら、使えるようになるかもしれないので、頑張ってみます。みなさんも色々研究してみて下さい。

私のように、意外と毛嫌いしているだけかもしれませんよwww

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